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岩佐教授・専門医に聞く

<第3回> もっと知りたい、不妊治療(回答:谷口友香先生)

② クロミフェンってどう使うの?

クロミフェンは卵巣を刺激するためのホルモン(LH、FSH)の分泌を促す作用を持ち、排卵障害のある患者さんに対し、広く使われています。通常、月経の3-5日目より1-3錠を5日間内服し、卵胞が十分に発育したところで、排卵を促すための注射薬(HCG)を投与します。
副作用として、子宮内膜が薄くなったり、子宮頚管からの粘液が減少したりすることがあり、治療法の変更が必要な場合もあります。また、卵胞が複数発育した場合、多胎妊娠となる可能性があります。

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