徳島大学(2002年卒業)
生殖内分泌
日本産科婦人科学会 専門医・指導医
日本生殖医学会 生殖医療専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医(産婦人科)
日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
岩佐武と申します。静岡県浜松市出身で、平成14年に徳島大学医学部を卒業した後に産科婦人科学教室に入局しました。当初は将来産婦人科医になるとは夢にも思っていませんでしたが、講義や勧誘会で聞いた産婦人科医療に関する話に興味を惹かれ、気がつけば教室の一員となっていました。
臨床歴
入局後は徳島大学病院や徳島赤十字病院で臨床研鑽を積み、現在は専門である生殖医療を中心として診療活動を行っています。生殖医療は産婦人科の中でも特に技術的進歩が早い領域であり、自分がかかわり始めた十数年前と比べて、現在の治療成績は格段に向上しています。このような先端技術を追求する一方で、「人に丁寧に接する」ことや「心情に配慮する」ことなど、基本的な姿勢も忘れないよう心がけています。
研究歴
臨床活動を行う傍ら、大学院時代から現在に至るまで生殖内分泌に関する研究を一貫して継続しています。世間を変えるような大きな発見には未だ巡り合っていませんが、研究を通じて得られた知識や多くの研究者との出会いは自分にとって大きな糧となっています。また、UC Berkeleyで過ごした留学生活は、貴重な経験であるとともに楽しい思い出として今でも記憶に刻まれています。
メッセージ
このように色々な経験を積めたことの裏には、多くの方々のサポートがあり、また、折に触れ進むべき方向性を示してくれる先輩方の存在がありました。これからを担う若手を支えていくことが自分に課せられた役割であり、先輩方に対する最大の恩返しであると考えています。意欲ある若手の皆様をお待ちしています。
趣味など
幼少期より生き物、特に水棲生物が好きで、現在もメダカを飼育しています。購入するのではなく野生のメダカを捕まえること、極力手を加えずに自然の摂理を生かした飼育環境を整えることをモットーにしています。